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【理系】イギリス大学院留学 出願方法まとめ

University Building

 

こんにちは~

 

イギリスの大学院の出願って、文系だと結構ブログ記事が多いのですが、理系はあまり見ないので、今回は自分の経験をまとめてみました。

 

 

理系だけどイギリス大学院に進学したい

Person Holding Test Tubes

 

論文で読んだ研究をしてみたいと思い、イギリスロンドンの大学院であるImperial Collegeに出願しました。その当時の出願についてまとめます。

 

海外大学院は日本の大学院と出願が全く異なる

Man Wearing Black and White Stripe Shirt Looking at White Printer Papers on the Wall

 

日本の大学院(理系)は、基本的に筆記試験のみで、学校によっては面接があったりなかったりといった感じです。

 

学部時代、どんなに不真面目だとしても、または別の大学出身でも筆記試験にパスしさえすれば入学できます。ある意味平等ですよね。

 

ただ、海外大学院は短期集中の勉強では合格できません。なぜなら、これまでの成績学問に対する姿勢人柄といったあらゆる角度で出願者が評価されるからです。

 

基本的には、英語の語学証明大学での成績志望動機書推薦書などの書類と、コースによっては面接で評価されます。日本でいう受験よりも、就活に似ていると思います。

 

提出書類

Pile of Folders

 

海外大学院出願は提出書類で8割以上は決まります。なので、出願する際には入念に準備しておく必要があります。

 

語学力証明

White Alphabet Dice

 

イギリスではIELTSが主流ですが、私のコースはTOEFL iBTも受け付けていたのでTOEFLで代替しました。大学によってはTOEFLを認めないところもあるので必ずHPを確認しましょう。

 

TOEFLの場合、Overall(合計点)が92点以上でWriting、Listening、Reading、Speakingの各セクションがそれぞれ20点以上取る必要がありました。

 

このように、合計点だけでなく、各セクション毎に細かくスコアが定められていることがあるので注意しましょう。

 

私は、Overall 93(W 23、L 22、R 28、S 20)というかなりギリギリの成績で出しました…

 

でも、大学院出願における英語証明は所詮足切りに過ぎません。

 

要件がTOEFL90点だった場合、91点の学生が120点満点の学生に対して出願で不利になることはありません。

 

ただ逆に言うと、要件を満たしていない場合問答無用で不合格になります。

 

イギリスの場合、スコアが少々足りなくても、入学前にPre-Masterコースという英語を勉強するためだけのコースを受講して最終試験にパスすれば合格を認めてくれる学校がほとんどですが、もちろん有料ですし、ビザも、学生ビザとは別の語学留学用のビザを取らなければならないし、試験に落ちるリスクもあるので、要件を満たすに越したことはありません。

 

要件を少しでも満たしたらさっさと終わらせて、他の書類に専念するのが賢明です。

 

ちなみに、TOEFL iBTの勉強法はこちらを参考にしてみてください。

 

www.kuzujo-chan.com

 

志望動機書

Person Holding Blue Ballpoint Pen Writing in Notebook

 

Motivation LetterStatement of Purposeなど、色々英訳はありますが、要するに志望理由をまとめた書類になります。

 

説得力のある志望動機書を書くためには、「なぜ数ある学校の中でこの大学院なのか?」「なぜ数ある学生の中で私を合格させるべきなのか?」ということを主張する必要があります。

 

大まかな論理の流れとして、私は以下のようにまとめました。

 (1) なぜその大学院に行きたいのか

  • 私の学問的興味は〇〇である
  • 貴大学院/コースのこの研究に興味がある・やってみたいと思っている
  • だから貴大学院/コースは私にとってベストな選択である!

 

(2) なぜ私を合格させるべきなのか

  • 大学学部までに、こんな分野のこんなトピックを学習・研究してきた(GPA、アピールできる成績、留学経験、奨学金実績、論文・学会などの実績など)
  • だからこんなに優秀で勉強熱心な私という人材を確保するべきだ!

 

(3) 将来の展望

  • この大学院/コースで学んだことを将来こういう風に生かしたい
  • 将来このような業界・分野で活躍したい

 将来についてはプラスアルファの締めで書くとまとまりが出ると思います。

 

推薦状

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私の場合は、大学教員2人に推薦状を書いてもらう必要がありました。1通は当時の研究室の指導教官に、もう1通は当時の学科長に書いていただきました。

 

推薦状を誰に書いてもらうかの判断基準としては、以下を参考にするとよいと思います。

  • 自分のことをよく知っている人物(例:授業の担当教員、ゼミ・研究室の指導教官など)
  • 大学内での立場が高い人物(准教・助教より教授の方が好ましい)
  • アカデミック的に重要な研究者である人物(例:原著論文数が多い人物、特許を取得している人物)

 

 

しかし私の場合は、仲が良い教授もいないし、指導教官も研究室配属から数か月程度の関係だったので、あまり私のことを知らなかったんですよね。

 

なので、「こんなことを書いてほしい!」という下書きを自分で書いて指導教官と学科長に提出し、推薦書を執筆してもらいました、、、

 

私と同じ状況の方は、以下のようなことを下書きにまとめると良いと思います。

 

指導教官への下書き
  • 指導教官と私の関係(例:研究室の指導教官である)
  • 研究室での私の様子(例:長時間実験をしていて研究熱心である、まだ研究を始めて数か月だが、有用な成果を出し始めている)

 

学科長への下書き
  • 学科長と私の関係(例:同じ学科で講義や実験講習を担当した)
  • 授業中の私の様子や成績(例:授業中も熱心に取り組んでいた、担当講義はAだった)

 

複数推薦状を書いてもらうときのポイント

各推薦状とも、違った視点から見た私を評価してもらう必要があります。

 

具体的には、指導教官には研究面での評価を、学科長には研究以外の学業面の評価を推薦状に書いてもらうように意識して下書きを作成しました。

 

成績証明書

Beige Wooden Scrabble Tiles

 

英語で発行されたものを出しましょう。

 

ここまで読んでもらえれば何となく分かるとは思いますが、海外大学院に出願する際は、優秀な成績・GPAがないと、書類にアピールできるポイントが少なくなるため、合格率がぐっと下がります

 

私は海外経験も皆無で、親しい教授などもいなかったので、ただでさえアピール材料が少なかったのですが、唯一GPAだけはそこそこ良かったので、特に推薦状では成績の良さをひたすらアピールしてもらいました。

 

海外大学院、しかもイギリスの大学院に出願するような人はそもそも優秀な人たちばかりなので、それが実際大きなプラスになったのかは不明ですが、それでも私が合格できたのは優秀な学業成績をアピールできたのが一因だと思っています。

 

 

日本の大学は海外よりも高い成績を維持するのは簡単なので、ほんのちょっと努力すればGPA4点中3点以上は行けると思います。

 

なぜか面接も受けた

Woman Standing on the Center Table With Four People on the Side

 

書類を提出してから、2週間くらい経った後にAdminから「Skype面接をします」というメールが来たので、コースのHeadとTeaching Fellow2人と面接をしました。

 

当時はTOEFLの要件は満たしてはいたものの、お話にならないくらい英語がしゃべれなかったので、実際の面接の様子は本能的に記憶から消している部分もあるのですが、基本的には志望動機書に書いたことをそらで言えるようにしておけば大丈夫です。

 

書類選考にパスしたのなら、面接は選考のステップとしてはついでのようなもので、意思確認の位置づけと考えてもらって間違いないです。

 

準備~合格までの期間

Group of People Raising Right Hand

 

私は大学3年生の2月頃に出願を決意し、4年生で研究室に配属され、12月に出願を完了しました。つまり、約10か月を卒業研究と並行しながら出願準備に充てたことになります。

 

具体的な出願までのスケジュールは以下の通りです。

 

2月 出願を決意、TOEFL対策開始

4月 研究室配属、指導教官に進学相談・推薦状執筆依頼

5月 学科長に進学相談・推薦状執筆依頼、初めてTOEFLを受験

7~8月 推薦状下書き開始、志望動機書執筆開始

9月 TOEFL受けまくるもスコアが伸び悩む

10月 推薦状下書きを教授に提出、志望動機書の推敲

11月 推薦状完成、志望動機書完成、やっとTOEFLのスコアが要件に到達する

12月 出願

1月 スカイプ面接

2月 結果が来ないので落ちたと思う

3月 合格😭

 

こうやって見ると、いかにTOEFLに苦戦させられたかが分かります・・・個人の英語能力にもよりますが、出願前からしっかりと準備しておく必要があります。

 

合格した理由を考えてみた

Man in Red Crew-neck Sweatshirt Photography

 

おそらく以下の点がプラスに働いたのだと思います。

  • GPAがまあまあ良かった(3.4/4.0くらい)
  • 推薦状を書いたのが2人とも教授だった(イギリスでは准教・助教という肩書がなく、教授になれるのはほんの一握りなので教授はとても地位が高いんです)
  • 学科長は論文めちゃくちゃ出してる&特許いっぱい取得している
  • 志望動機書を説得力のあるものに仕上げた

 

海外大学院留学を志すなら(1~2年生向け)

Man in Brown Long-sleeved Button-up Shirt Standing While Using Gray Laptop Computer on Brown Wooden Table Beside Woman in Gray Long-sleeved Shirt Sitting

 

私は1年弱で全ての準備をこなしたので、正直めちゃくちゃきつかったし、卒業研究とも並行していたので精神的に軽く病みました

 

もしあなたがまだ下級生で、海外大学院の進学を考えているなら、以下のことは今の段階でも十分に対策できるので、出願直前にパニックにならないためにも今からやることをおすすめします。

  • 英語の勉強(TOEFL、IELTS)
  • 単位の質にこだわって高いGPAを保つ
  • 教授と仲良くする(積極的に質問する、研究室を訪問してみるなど)
  • 交換留学する

 

自信がなくてもとりあえず出してみることが大切(3~4年生向け)

Silhouette Photography of People Near Body of Water

 

私はあまりアピールできることがありませんでしたし、GPAはそこそこ良かったものの飛びぬけて優秀というわけでもなかったので、合格するか本当に不安でした。

 

TOEFLもスコアがなかなか上がらず、出願直前まで受検していて、半ば諦めてPre-Masterコースを受けようかと思っていたほどです。

 

ですが、どんなに不安材料が多かったとしても、出願しなければ絶対に大学院には行けません。当たり前ですが。

 

 

少ないアピールポイントをひねり出して、自分の将来を考えながら、学びたいこと・やりたいことを明確にしていく作業は、自分と向き合える貴重な作業ですし、就活においてもいずれとても役に立つと思います。

 

最初は苦しいですが、やっていくうちに楽しくなりますし、「大学院に行きたい!」という気持ちが大きくなってくると思います。

 

大学の先生方も、海外に出て学びたいと言う学生を応援したくないわけがありません。相談すればきっと力になってくれます。

 

先ほど色々脅してきましたが、仮にGPAや英語の点数が多少要件に満たなくても、志望動機書や推薦状のクオリティが高ければ合格になるケースもたくさんあります。戦術の通り、イギリスにはPre-Masterがあるので、お金と時間が許すなら検討するのもアリだと思います。

 

自信がなかったとしても、最善の準備をした上で思い切って出願してみることも大切です。案外受かってたりするものです!簡単に諦める方がもったいないですよ。

 

まとめ

以上、大学院出願についてまとめました。

 

国内の大学院以上にハードルの高い出願ですが、挑戦する価値は十分にあります。海外大学院に興味のある方は是非参考にしてみてください。

 

 

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